先日、ケマル・ゲキチさんのコンサートを聴きに行って参りました。
ここ2,3年はコロナ禍で外国人のピアニストのコンサートには行くことが出来なかったのでとても楽しみにしておりました。
ゲキチさんはクロアチア生まれの60歳。
現在はアメリカフロリダ国際大学教授であり、武蔵野音大客員教授でもいらっしゃいます。
モーツァルトで美しい繊細な音を出すかと思ったらその後のベートーヴェンの『熱情』で心をかき乱されるような激しい音。
そして独自の解釈を披露されたショパンソナタの後、真骨頂のプロコフィエフの『戦争ソナタ』ピアノがまぁ、よく鳴ること❗️
テクニックもものすごく素晴らしかったです。
アンコールは4曲も‼️私たちが普段耳にしないような曲もあり、早速あとで曲名を調べました。
そして最後は奈良で悲しい出来事があったからでしょうか、リストの『コンソレーション第3番』を弾いて下さり、涙が出てしまいました。
とにかく久しぶりにワクワク、興奮もして、最後は感動するコンサートでした。
やっぱり生のコンサートはいいなぁとつくづく思った1日でした。
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