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アコースティックピアノと電子ピアノについて

ピアノを習うにあたり、お家での練習が必要になりますが、そのためにはお家にピアノを用意していただかなくてはなりません。


ピアノには大きく分けてアコースティックピアノと電子ピアノがあります。

アコースティックピアノはグランドピアノやアップライトピアノといった木製で、鍵盤から伝わった内部にあるハンマーを叩き、弦を鳴らして弾くピアノです。

対して電子ピアノは録音してある音を鍵盤を押すことによって信号を送って音を鳴らす電化製品です。


どちらもメリット、デメリットがあり、特に習い始めの小さいお子さんがいるご家庭ではどちらが良いのかとても悩まれることが多いです。

最近は電子ピアノといっても鍵盤が木製のものや音色を一流ピアノから録音しているものがあったりメーカーさんも努力なさっているようです。

「いつまで続けるか分からないし…」とか、住宅事情もありますから絶対にとは言えませんが、やはりピアノ歴3年を超えてくると微妙なニュアンスをつけたり、指のタッチをより深く学ぶためにもアコースティックピアノで練習していただきたいと思います。


私が初見の演奏者を聴いているとタッチが全体的に弱いとか、粒が揃っていないとか、曲後半になってくると普段より鍵盤が重たく感じるのか力任せで弾いたりとか、とにかく不自然な弾き方をしているな、と思う方はほぼ電子ピアノで練習している方です。

「ああ、やっぱり…」となります。


「ピアチェーレピアノ教室」では、お家にあるピアノが電子ピアノの方は、人前で弾く機会がある前はアコースティックピアノで練習する機会を出来るだけ沢山作れるようお声がけしています。

そして普段からアコースティックピアノを弾いているつもりでしっかり鍵盤を押せるよう、弾き方、タッチ、腕の使い方などは手を抜くことなくお伝えしております。




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