クラシック音楽の楽譜は同じ曲でも沢山の出版社から出ています。
例えばショパンのバラード。
ウィーン原典版、パデレフスキー、コルトー、ヘンレ、ペータース、そして日本の全音、春秋社などなど。
私は新しい曲に取り組む時には最低3つの出版社の楽譜を見比べるようにしています。
なぜなら細かいところで音が違っていたり、アーティキュレーション(どこまで節をとるかなど)が違っているからです。
原典版は必ず見るようにしていますがどうしても弾いていると不自然だったり、弾きにくいところが出てきたりするので他の版も取り入れるわけです。
最近では同じ出版社でも世代が代わり編集者が変わっていたりするので、全然違うものになっています。あと海外版の日本ライセンス版が出ていると解説が日本語に訳されているので助かります😅
それでも何を使ったらよいか迷う時は私の師匠や友人、音楽仲間と意見交換して勉強したりします。
演奏や楽譜にも時代の流れがあるので古いままではいけないなぁと思います。
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