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ショパン国際ピアノコンクールを振り返って

更新日:2021年10月28日

先日、3週間にわたって行われていたショパン国際ピアノコンクールが終了しました。

今回は異例づくしのコンクールで、ファイナル(本選)に残れる人数は通常10人のところ12人で、入賞者も6位まで6人のところ2位と4位はお2人ずつ、8人となりました。

とりわけ受賞者決定までに時間がかかり、予定より2時間以上遅れたところをみるといかに今回のファイナリストの皆さんの演奏が素晴らしかったことを物語っているのかわかります。

2次や3次予選にも素晴らしい演奏をするコンテスタントが沢山いました。中にはなぜ次のステージに進めなかったのか分からない方もちらほらいてネットの中で議論されていました。

以前と比べてみるとショパンの演奏において自由な解釈が認められてきたなぁという印象を受けました。


しかし、終わってみると納得の結果でした。

今まで知らなかった演奏者でも「今度日本に来てコンサートをされるなら生で聴いてみたいなぁ」と思えるお気に入りの方を見つけることが出来たり、

音楽は人を幸せにする、心を揺さぶられる、癒される素晴らしいものであると再確認させてもらえた3週間でした。


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