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部分練習

皆さんは普段1曲をどのように練習していますか?

右手、左手の片手ずつを何回か練習した後、両手で弾いて何となく出来た気になってはい、おしまい!となっていませんか?


両手の通し(最初から最後まで弾くこと)で演奏すると必ずつっかえる所や何か弾きにくいなと感じる箇所が出てくるはずです。

そこを分かっていながら何となくやり過ごす人とそこだけ取り出して徹底的に練習する人の差はどんどんついていきます。

そこだけ取り出して練習をする、これが「部分練習」です。


よくつっかえる場所があるとします。そこにくるとその間違えた音のみ弾き直して次へ行く、これでは上手くなりません。

必ずその少し前から弾いて間違える場所まで弾くように何度も繰り返し練習します。

私は極端に言えば1つ前の音から間違えやすい音の2音から始めて段々前後の音の数を増やしていくやり方をします。

え〜めんどくさいなぁと思いますよね、でも急がば回れなんです。

16分音符のパッセージが弾きにくければ付点やアクセント、スタッカートなどのリズムに換えるリズム練習をしたりもします。


それから音楽は大抵4小節、8小節、場合によれば2小節でひとまとまりになっていますのでそれで分けて練習しても良いですね!


この曲は今、ある生徒さんが弾いておられるマクダウェル作曲の「のばらに寄せて」です。

左手の和音がシャープが多く弾きづらそうだったので2小節ずつ練習してみたら?と提案しました。2つの和音の中で共通の音はないかな?どのように進行しているかな?と考えて弾けたらあとはとても楽に弾けるようになるはずです。




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